【現役女子大生ブログ!】服飾専攻のバラ肉☆ #15

 

飲食人メンズ30代以上のみなさま向け、アルバイトの女子大生たちの生態系を知る&心を掴むために役立つこと請け合いの、女子大生ブログです!

今回はバラ肉ちゃんがオリジナル香水を調香に行ってきた様子を前後編でお届けします。

「え、女子大生っぽい!どうしたの??」
と思わず動揺した編集部、よくよく聞くとバラ肉ちゃんらしさは今回も全開でした。笑

新たに参戦のお友達アズサちゃんと香水店の優しいお姉さんを巻き込んだ、バラ肉ちゃんの珍道中をお楽しみください。

推しのために生きてます!

 

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皆さまこんにちは。
推しに会うついでに仕事してるダメ人間、推し以外への興味がほとんどなくなってきたバラ肉です。

オタクなら誰しも、「推し」を感じるものを持ち歩きたいですよね!
でも、the☆OSHI!!!!!みたいなアイテムとか公式監修グッズって何故か隠しきれないオタク臭が出ません???あれってなんでなんですかね??

世には、公式グッズは持ってるけど「私はオタクです!」という自己紹介をしながら歩くのは恥ずかC〜〜〜〜!!!!!外に持ち歩くなんて無理無理無理〜〜!!!!というオタクも多いと思います
実際私もその一人です

そうは言っても推しを感じて働きたい!
今自分が血反吐を吐いて労働に勤しんでいる対価は全て推しの為だと30秒毎に自分に言い聞かせながら仕事しないと精神がもたない!!でもやっぱり職場でオタバレはしたくない!!!

じゃあどうすればええねん!見えなければええねん!!せや!空気を推しにするんや!!!
推しを纏うんや!!!!

と言うわけで、作ってきました推し香水!!!

今回の記事は
「FINCAで推し香水作ってきたよレポ」
になります!!!

〜登場人物〜

バラ肉…宝塚のオタク。でも今回作るのは宝塚の推しの香水ではなく…??

アズサ…バラ肉の友人。少女漫画に産み落とされしオタク。今回作るのは自分の描いてる漫画の主人公の香り。

店員のお姉さん…ひたすらにバラ肉の解釈に振り回された今回1番の功労者。とにかくお話がうまい。

新宿の香水ショップ FINCA

皆さんはFINCAをご存知でしょうか?
一時期Twitterでバズった、既存の香水を組み合わせて推し香水を作れるというオタクにとっての-聖域-サンクチュアリィです

しかしあまりの反響に色々あったらしく、
2018年9月には版権キャラクターやアーティストの香水作成が禁止されてしまいました

「いやいや、お前宝塚のオタクやんけ、推しめちゃくちゃアーティストやんけ 」
と皆さんお思いでしょうが大丈夫!ご心配には及びません!

なぜなら
わたしには積年の推しがもう1人いるからです!

「いやいや、版権キャラもアカンのやって ちゃんと文面読んだ? 」と皆さんお思いでしょうが大丈夫!ご心配には及びません!

なぜならわたしのもう一人の推しの版権は遥か何百年も前に切れてるからです!

「え、どういうこと…?推し何者…?」と皆さん疑問にお思いでしょう
何百年も前に作者が死に肖像権も遥か昔に切れてる熟成百年越えの超長生きコンテンツ、そしてわたしの愛してやまない作品、その正体はかの有名な「ロミオとジュリエット」のマーキューシオです!

アズサちゃんとのやりとりの1コマ。「悪口でしかないな」

今回は!
我が推しマーキューシオの香りを作ろうと意気込み、はるばる新宿にあるフィンカまでやってきました!

◆マーキューシオとは◆
マーキューシオはロミオと仲間の一人でヴェローナを治める大公の甥。
激情的で仲間愛に熱くモンタギューの一員として日々遊びまわっています。しかしその仮面の下には夢想的で孤独とコンプレックスにまみれたよどんだ顔もあり、その多面性も合わせて作中のトリックスター的立ち位置を担っています。
彼の死を皮切りに全ての不幸が始まっていくので、もはやロミオとジュリエットは彼の物語といっても過言ではない!!それほどに激エモな男なのです、マーキューシオは。

配給ゼロ、同担ゼロ、コンテンツが生き絶えて早何十年の沼でもなおマーキューシオを推す事ができるのは、ひとえにこの無尽蔵のエモさのおかげ。

こんなにエモいんだから香りにしたらさらにエモくなるはず!!いっちょ大公とキャピュレット、モンタギューの香りを合わせてマーキューシオの香り作ったろ〜〜!!!という気合いで満ち溢れ、わたしの心は浮き足立っています。

しかし、この時のわたしは予想だにしていませんでした。 マーキューシオの香り製作がとんでもなく難航することを………
そして店員のお姉さんの凄まじいオタク心の引き出し方とプロフェッショナルの精神を………

※編集部ザックリ解説※
「ロミオとジュリエット」の舞台14世紀イタリアのヴェローナの都には、キャピュレット家とモンタギュー家という二つの敵対する名家があります。
敵対し合う名家の家長二人であるキャピュレットとモンタギューを、大公ことヴェローナ太守エスカラスは仲裁する立場にあります。そんな異なる立場三者の香りを掛け合わせ、悲劇のキッカケを作った男マーキューシオの香りを作ろうとしているようです。

推し香水を作るための果て無き旅

 

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わたし「今日はマーキューシオの香り作るんだ!!!!」
アズサ「お前はいつもそれだな」
わたし「アズサは誰作るの?」
アズサ「わたしの描いてる漫画の主人公にしようかと思って」
わたし「オリキャラの香水いいなぁ」
アズサ「めちゃくちゃ楽しみ」

お姉さん「いらっしゃいませ!こんにちは!まず仕組みを説明させて頂きますね!当店版権キャラクターやアーティストの香水作成はご遠慮させて頂いております。そういった目的の場合は実名や画像は伏せて頂いてお姉さんのそのキャラへの愛と語彙力で伝えてくださいね!」
わたし(そういうのもありなんだ…)
アズサ(オタクの語彙力への信頼があつい…)
お姉さん「お二人には別々にお話聞かせて頂きますね!でもいつでも話し合いオーケーなのでその時は言ってください!」
わたし「はーい、よろしくお願いします!じゃあアズサまたあとで!」
アズサ「よろしくお願いします!作り終わったら会おう!」



お姉さん「では、お姉さんのを作らせていただきますね!…マーキューシオ……これは…」
わたし「は、版権何百年も前に切れてるので…!…ダメですかね?」
お姉さん「そうですね…前にオペラ座の怪人も作ったし大丈夫だと思います!」
わたし「よかった〜!(ぜ〜〜〜〜ったいそれ作ったのもヅカオタやんけ〜〜〜〜〜〜!!!!わっかりやす〜〜〜〜〜〜!!!!!)」

お姉さん「ではお姉さんの彼のイメージを教えてください!」
わたし「マーキューシオは大公の白、キャピュレットの赤、モンタギューの青の3つの側面を併せ持っているんです 大公の家の生まれでありながらモンタギューの仲間として行動してるんですけど、結局何者にもなれない「道化」みたいな感じで…モンタギューの自分という仮面の奥に掴み所がなくて脆い内面があって… 賢くて育ちも良いのにそれをバカで女たらしでっていう面で隠して常に明るくハイに振舞ってる人です 感情が全て激しくて欲に任せてる感じなんですけど…あと、最後は全てを呪って死にます」

お姉さん「ふむふむ…熱い感じですかね…え〜〜と…」(動じないお姉さん、強い)
わたし「あの!わたしやりたいことがあって」
お姉さん「お、なんですか」
わたし「大公の家の香りの上にキャピュレットを少し、その上からモンタギューをかけてマーキューシオの香りにしたいです」
お姉さん「3つ混ぜるとどうしても匂いが濁ることがあるんですけど大丈夫ですか?」
わたし「解釈ドストライクです」
お姉さん「ならそれで作っていきます!」

わたし「わ〜い!お願いします!じゃあまずベースの大公の香りから作りたいです!」
お姉さん「大公の香り……???…メモによると「白色、位が高く公平」ですか…それならこれとこれとかどうですか?」
わたし「どれどれ…こっちはムスクっぽくてちょっとマーキューシオの内面とは遠いかもしれません…こんなに色っぽくないかな…?こっちは…いいけど爽やかすぎる気もする…」
お姉さん「じゃあこれは」
わたし「うーん…違う」
お姉さん「こんな感じ…?」
わたし「ううう…違うなぁ…」
お姉さん「とりあえずまずはマーキューシオの外側から作っていきますか!」
わたし「そうですね!このままだと埒があかない気がする!」




お姉さん「じゃあモンタギュー行きますね!モンタギューのイメージ教えてもらってもいいですか?」
わたし「モンタギューは堅実に財を増やす家です。あと情に厚くて楽しくて…マーキューシオの外側なので熱くて愉快な感じも欲しいです」
お姉さん「これとかどうですか?」
わたし「ちょっと違うなぁ…あ!マーキューシオはめちゃくちゃ女遊びが激しいです」
お姉さん「あぁ!ならこの香りはどうですか?」
わたし「いや…マーキューシオは色っぽく抱くっていうか…もっとその…若さスパークリングみたいな…子猿みたいな…わんこみたいな…キャッキャって感じの……」
お姉さん「わんこ…???子猿…???」
わたし「直情的って感じです 獣感?」

お姉さん「これとかいかがですか?」
わたし「これもちょっと……人生最高に解釈合ってるマーキューシオの画像見せたらダメですか…??」
お姉さん「それはちょっと…」
わたし「ですよね…」
お姉さん「お姉さんの中でマーキューシオのイメージかなり固まってると思うので言葉で教えていただけると有り難いです!」
わたし「わかりました…難しいな……若さ故の勢いみたいな感じですかね…」
お姉さん「これとかどうですか?」
わたし「あ〜〜近い気がする!」

お姉さん「よかったです!じゃあこのモンタギュー にキャピュレット重ねていきますね!これどうですか?カリブって香水なんですけど熱い香りで少し鉄の匂いがあります!お姉さんのキャピュレットの「情熱的、散財する」とかに近くないですか??」
わたし「あ、いいかも…?うーん…これ単品で嗅いでもいいですか??」
お姉さん「どうぞ!」

わたし「うーーーん…これがキャピュレット…?いや…これキャピュレット……でもちょうど頭文字もCだし…うん、これがキャピュレットです」
お姉さん「さてはお姉さんちょっと面倒くさくなってますね??」
わたし(バレてる…)

お姉さん「ではこの2つに大公を合わせてみましょう!さっきの大公の香り候補、これはどうですか??」
わたし「これはマーキューシオじゃないですね…」
お姉さん「そうですか…うーん『品がある』…これとか?」
わたし「これは…うーーーん…」

アズサ「まだやってるの??わたしもう終わったよ??」
わたし「あ、アズサ!ねえこれマーキューシオ?」
アズサ「うーんどれどれ…わたしマーキューシオあんまよく知らないけどこんなスパダリな匂いじゃなくない??」
わたし「だよね…すみませんこれも違います…」

お姉さん「もう少し大公のイメージを教えてもらってもいいですか?」
わたし「大公の血はマーキューシオの賢さとか聡さの部分につながっていると思っていて…マブの女王っていう夢見てるような、うわ言みたいな長台詞があるんですけどそういう捉えどころのない面であったり…ですかね?」
お姉さん「夢ならこの香りとかどうでしょう!」
わたし「ちょっと甘すぎるかなぁ…」
お姉さん「男らしい感じですか じゃあこれとか?」
わたし「うーーーん アズサどう思う…?」
アズサ「違うねぇ」
わたし「もうマーキューシオがわからなくなってきた…マーキューシオってなんなの…??」
アズサ「それをお前が見失ったら本末転倒だろ」
わたし「もうダメだ…ごめんなさいお手数おかけしてしまって…もうこの2つだけでもマーキューシオではあるしこれでいいか…?」

お姉さん「ダメです!お姉さんの納得がいくまでやりましょう!」
わたし「ぁ、ありがとうございます…!!じゃあ他の香りお願いします…!」




お姉さんのこの一言により、ここまでと同じくらいのやりとりをもう一度重ねることでバラ肉ちゃんの推しの香りは完成します!
アズサちゃんを加え益々ヒートアップする、”推し香水”を巡るお姉さんとバラ肉ちゃんの戦いの結末は如何に!

次回後編をお楽しみに(from 編集部)

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飲食人研究所 編集部

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