シアワセを、自分から。#9 サプライズな贈り物

 

飲食人のみなさん
お元気さまです!
飲食人研究所編集部です。

家系ラーメンで有名な町田商店の
『株式会社ギフト』ブログ第9弾をお届けします。

今回担当されますのは、内部監査室の網野功介さんです。
網野さんは『ラーメン豚山 大船店』の店長や、中華麺を製造する『四之宮商店』で製造管理に携わってきた方です。

現場も製造も知り尽くす網野さんが、感動した工場見学についてお伝えします。

小学生の工場見学


こんにちは。
内部監査室の網野巧介です。

家系ラーメンの麺の製造をする『四之宮商店』にいた時の話をさせてください。
四之宮商店では、地域活動を積極的に行ってきました!これまでに、
・養護学校の職業体験の受け入れ
・感謝祭の定期開催
・子供たちの工場見学
などなど

工場がある平塚四之宮で地域の方たちに愛される工場を目指してまいりました。
しかし、直営店やパートナー店舗様の躍進で製造ラインはパンパン!!
残念ながら、工場見学などの受け入れをしばらくお断りしておりました…。

申し訳ないという気持ちを抱えておりましたが、その想いは私だけではなく、製造チームのスタッフ全員が同じ考え・気持ちだったことを後で知りました。

そんな時にお話を頂いたのが、近隣小学校からの工場見学のお話でした。
問い合わせのお電話で伺った児童の人数はなんと80名超え!!

通常の工場見学では、多くて20名程度を受け入れるのが限界です。
私は思わず「流石に無理だよなあ…」とぼやき、先生にお断りすることにしました。

それでも先生は「子供たちに製麺工場を見せたいんです!」と熱意を訴え、全く引く気配がありません。

「まいったなぁ・・・」と頭を抱えた私は、製造ラインがどれだけ忙しいのか見て頂こうと、まずは先生をお呼びすることにしました。

チーム努力で実現へ


後日、小学校の先生方がいらっしゃり、私は一通り製造ラインをご案内しました。
説明の合間に、
「今ラインがパンパンで・・・」
「フル回転でつくってます」
など”忙しいアピール”をしてしまいました。
(今考えると大変失礼なことをしてしまいました…)

慌ただしい製造の現場を見て頂き、児童たちの工場見学は難しいことをお伝えしようとしましたが、先生方の目は余計にキラキラしていきます。
(これはお断りするのは難しそう・・・)
それでも私は、見学の最後に「ご覧頂いた通り、工場見学の受け入れは難しい状況です」とお伝えしました。すると先生方から「工場見学を受け入れている事業所が減っているんです」というお話を伺いました。

確かに、私の知り合いの事業所さんも製造ラインがパンパンで工場見学の受け入れを停止していると聞いたことがありました。
飲食業界が活気づくことは、働く私たちにとっても嬉しいことですが、同時にその恩恵を受けることができなくなった人たちがいることを、先生のお話で知ったのです。

この話を聞き、私は「ちょっとチームに確認します」と席を立ちました。
急いで製造チームに相談したところ「そういうことなら、うちの工場を見てもらおう!」と製造チーム全員が賛同してくれました。

すぐに先生方に工場見学のOKが出たことをお話すると、飛び上がるばかりに喜んでいただけました。

工場見学当日


いよいよ待ちに待った工場見学の日。
当日に向けて、麺ができる工程を分かりやすく伝えようとあれこれ準備していました。
児童80名以上と先生方は、工場に入るなりワクワクした気持ちを抑えられない様子で製造ラインを見学していました。

麺の製造を見せると「おー!!」などの歓声が上がるなど、普段見れない製麺の現場に楽しんでいるようでした。

工場見学が終わり、子供たちも喜んでくれた姿を見て、大変でしたが何よりホッとしました。

サプライズな贈り物

無事工場見学が終わり、私たちはいつもの通りパンパンの製造ラインと格闘していました。
数日後、工場見学に訪れた小学校の先生が、再びいらっしゃいました。

何度もお礼を言われ、私たちスタッフも楽しいひと時を過ごせたことを伝えました。
先生はサプライズで素晴らしいプレゼントを持ってきてくださったんです。頂いた大きな紙を広げると、なんと子供たちからお礼の手紙でした!!

手紙には子供たちからの感謝の言葉がかわいらしい字でつづられていました。
工場の廊下に貼ったところ、チームメンバーが休憩の合間に来てはじっくり眺めています。

私も嬉しくなり、何度も何度も読み返していました。

店舗ではお客様がラーメンを食べて「美味しい!」と笑顔になる瞬間を見ることができます。
私たち製造チームは「美味しい麺が多くの方に届け!」と想いを込めて麺をつくっていますが、製造工場ではお客様の笑顔を見ることができません。想像をすることはできても、残念ながら限界があります。

しかし、たくさんの児童が目をキラキラさせながら工場見学をした姿を見て、忘れかけていた大切なものに気づくことができました。
店舗でお客様の幸せなひと時をご提供することだけが”飲食の素晴らしさ”ではない!
直接接する機会がなくても、想いを込めてつくれば絶対に気持ちは届く!!

縁の下の力持ちがいてこそ、現場スタッフが活躍ができる。
私たちが頑張らなくてどうするんだ!!

初めは後ろ向きだった工場見学のお話も、先生方の熱意や製造チームの努力があり、素晴らしい日にすることができました。子供たちのおかげで、より美味しい麺をつくらなければという気持ちになりました。さらにお礼の手紙まで頂き、さらなる向上心が芽生えました。

店舗にいても、工場にいてもお客様への想いは一緒です。美味しいラーメンをご提供し、多くの方を幸せにしたい!!

裏方だからこそできるコトがあります。
これからも現場の皆様に負けず精進研鑽して参ります!!

~シアワセを自分から~

内部監査室
網野功介

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株式会社ギフト

横浜家系ラーメン町田商店からスタートし直営店事業とプロデュース事業を合わせ持ち、海外出店も拡大中の上場企業.赤いハチマキと黒Tシャツがトレードマーク. いつも元気に.どんなときも笑顔で.お客さまはもちろん一緒に働く仲間にも、自分からシアワセを届けていく. 多彩なポジションの社員5名から『シアワセを、自分から。』というビジョンと企業理念を飲食人のみなさんにお届けします.