中島くんは独立できるのか。#9

 

こんにちは。
焼鳥職人としての独立を目指している
中島雅敏です。

暦が4月に変わり、新元号が発表されましたね。
桜も咲いて、浮き足立ってしまう時期です。

気を引き締めないと!と思っていたら、浮き足立ってしまう出来事がありました。(笑)
以前お話した不動産会社『銀座オフィスセンター』さんから、良い物件があるとの連絡がありました!

今回はその話を・・・と言いたいところですが、もう少し銀座の焼鳥店の話をさせてください。

前回、自分自身が変わることで、スタッフたちとコミュニケーションをとっていくことを決意した私。

その翌日の話をお伝えします。

変わり始めた雰囲気


統括料理長と話して、自分が何をすべきかわかった次の日。

「僕ひとりの力では限界がある。
力を貸して欲しい。」

私は社員やアルバイトひとりひとりに頭を下げてお願いをしました。
その時の私には、立場やプライドなんてどうでもいいと思っていました。

個人プレイで周りのことなんて見向きもしなかった私が頭を下げてのお願いだったため、みんな驚いた顔をしていました。

その瞬間から、いつもと違う空気になったのがわかりました。

――どう思われようと関係ない
――今の状況を変えないとダメになる

必死の願いに戸惑っていた社員やアルバイトでしたが、徐々に効果が現れました。


その日も、いつもと同じようにランチが終わり、夜の仕込みをしていた時のことです。

――今日も食べる時間すらない・・・
食事を抜いて作業に没頭していましたが、ある人が声をかけてきました。

「ナカジさん、食事とりました?野菜串は僕がやるから食事してください」

その人物はソムリエでした。
私が1番最初に頭を下げて熱意を伝えた人でした。

ワインを売ることしか考えていないソムリエが、自ら仕込みをやると言ってくれたのでした。

「・・・ありがとう。食事とってきます」

その場を離れた後、嬉しさがこみ上げてきました。

――自分が変わることで、お店がきっと良い方向に向かう

ソムリエの言葉により、自分の考え・行動が間違ってないと実感した瞬間でした。

急いで食事を済ませて戻ってみると、野菜串が仕上げてありました。
決してキレイではない仕上がりの野菜串でしたが、ソムリエの発言や行動が、何より嬉しかったです。

全てが良い方向へ


ソムリエが声をかけてくれた事が皮切りになったのか、他の社員やアルバイトとのコミュニケーションが円滑になっていきました。

――仕込みを手伝ってくれるようになった
――早く来て開店準備をしてくれるようになった
――相談をされる機会が増えた

スタッフ同士の会話が増えてからは、日を追う事に少しずつ売り上げも上がっていきました。

常連のお客様からも
「びっくりするくらい、お店の雰囲気が良くなってきてる!」
と言っていただけるほど、良い方向に向かっていきました。

そんな中、僕が一目置く人物がひとりいました。
アルバイトのH君です。

彼は当時、まだ大学生でした。
しかし、バイタリティーにあふれており常にプラス思考でした。
怒られても怯む事もなく、いつも笑顔でこちらまで元気にしてくれる不思議な人でした。
「珍しい人財だなあ」と当時から思っていました。

私たちはその後、それぞれの道を歩むことになりますが、時間が合えば今でも食事をする仲です。
今会っても、H君は昔のように私を元気にしてくれます。

H君に出会えた事
彼と一緒に仕事ができた事
私にとって本当に嬉しく、また誇りに思います。

中島雅敏(焼鳥職人・独立準備中)
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中島雅敏 (独立準備中・焼鳥職人)

高級焼鳥店で数店舗修業後、焼鳥で独立を目指すも、物件探しだけで早1年以上もたついている37歳既婚者(埼玉県所沢市出身).資金面も含め、物件以外は準備万全!業者さんもみーんな待機中.でも物件が見つからない!少し頭の堅い、焼鳥職人@中島くんは果たして、いつになったら独立が出来るのか!? そんな中島くんの独立ストーリーを赤裸々に綴ります.独立目指している飲食人の皆さん参考にして下さい.