中島くんは独立できるのか。#7

 

こんにちは。
焼鳥職人としての独立を目指している
中島雅敏です。

前回は、銀座の焼鳥店でがむしゃらに働いた話をお伝えしました。

今回は、ある常連のお客様の言葉で奮起した話をお伝えします。

常連のお客様のひと言で男泣き


銀座の焼鳥店がオープンして、一時は客足が伸びない状況が続いていましたが、

「やるしかない!必ずいい事が待ってる!」

と自分に言い聞かし、串打ちや銀座のルールに
則った呼び込みに力を入れていきました。

努力の結果、少しずつ客足も伸び、
常連のお客様も増えていきました。

ある日、
週3のペースで来てくれる常連のお客様に、

「中島さんは何でいつも必死なの?
 目が笑ってないよね。」

と言われました。

――週3~4日は泊まりで、定休日の日曜日
  まで出勤して1人で仕込みして、
  ユンケル飲んで笑えます?

と言いたい気持ちをグッと堪え、
「すみません・・・」
と言うのが精いっぱいでした。

さらに、外まで見送りをした時

「1人の力って限界があるんだよ。
 組織はチームだからね。
 無理しないでくださいね。」

その言葉で、張り詰めていたものが
一気に弾けました。

男泣きはしないと自分に言い聞かせ、
急いで店内に戻りました。

常連のお客様に、
「目が笑ってない」「無理しないで」
と言われたこの日も泊まり作業でした。

いつものように、1人で卵かけご飯とスープ、
塩昆布の3点セット。

常連のお客様の言葉を思い出していたら、
涙が止まりませんでした。

どうしたら今の状況を打破できるのか・・・
串打ちをしながら
『人財』『お客様』『売上』
など店の状況を考えました。

串打ちがひと段落したところで行きついた答えは
「僕って個人プレーだよなぁ」
でした。


オープン当時の銀座の焼鳥店は、
チームプレイが全くできておらず、
私ひとりが頑張っているような有様でした。

チームプレイの大切さはわかっていましたが、
行動に移せないまま時ばかりが過ぎていきました。

しかし、もう1人の社員は、会話もなく
定時に来て定時で帰る。

ソムリエは「ワインを売るのが仕事だから」
と言って他の事は一切やらない。

アルバイトも長続きしない。

――チームって何??

いろんな事を考えていたら、
朝になっていました。

スタートラインに立てた言葉

少し仮眠をとっていつものようにランチの準備。

―泊まり込んで仕込みして、
―仮眠してランチ営業、
―終わったらディナーの仕込み・・・

こんな生活を3ヶ月も続けていたため、
身体の疲れもピークを迎えていました。

・相変わらずまとまりのないチーム
・店長は部屋にこもってパソコンの画面と
 にらめっこ
・一品担当は言われたこと以外はやらない
・人員削減でアルバイトは1人
・ソムリエはワインを売る事しか考えてない
・仕込みも全ては終わってないから、
 満席近くなるとパンクする

――我慢するしかないのか?

完全に壁にぶつかっていました。


いつもと同じように
・卵かけご飯
・スープ
・塩昆布
の3点セットを食べながら、
銀座の教え』を読んでいたところ、
ある文章に目が止まりました。

・自分のできない事を認める事
・相手の事を自分の事のように
 接する事
・ギブファーストが一番大切

自分が次に何をしなければならないのか、
見えた瞬間でした。

「今の状況を変えるにはこれだ!」

ようやくスタートラインに立った気がしました。

中島雅敏(焼鳥職人・独立準備中)
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中島雅敏 (独立準備中・焼鳥職人)

高級焼鳥店で数店舗修業後、焼鳥で独立を目指すも、物件探しだけで早1年以上もたついている37歳既婚者(埼玉県所沢市出身).資金面も含め、物件以外は準備万全!業者さんもみーんな待機中.でも物件が見つからない!少し頭の堅い、焼鳥職人@中島くんは果たして、いつになったら独立が出来るのか!? そんな中島くんの独立ストーリーを赤裸々に綴ります.独立目指している飲食人の皆さん参考にして下さい.