中島くんは独立できるのか。#5

 

こんにちは。
焼鳥職人としての独立を目指している
中島雅敏です。

酒類醸造会社さんとの出会いや、
物件探しのお話をしたので、
すっかり私の経歴についてのコラムが久しぶりになってしまいました(笑)

楽しみにしていた皆さん、お待たせしました!

今回は、もっと上を目指して入った銀座の焼鳥店
でのグランドオープンまでの話をお伝えします。

新店の焼鳥店へ!!

有名焼鳥店『白金酉玉』に6年半も勤めましたが、更なるレベルアップをするため本格焼鳥と厳選ワインを提供する某焼鳥店へ入りました。

配属先は港区エリア。

駅から徒歩3分ほどの好立地だったこともあり、お客様は、
・会社員
・外国の方
など、さまざまな方が店に訪れました。

これまでと違う環境で働くことに、
私は嬉しさを感じておりました。


半年が過ぎた頃、
新たな支店を出す話が持ち上がりました。
場所は銀座エリア。

新店舗の立上げに参加したい!

私は真っ先に手を挙げました。

銀座店の立ち上げに参加できる!
という嬉しさと、高揚感を感じていました。

オープン1週間前からは銀座の街に立ち、
朝7時半から9時までビラ配りをして店の宣伝をしました。

1,000枚以上配って大変でしたが、
オープンが待ち遠しくて疲れも感じていませんでした。

いよいよ迎えたプレオープン当日。
プレオープンの1週間は、ディナータイムのみの営業でしたが、スタッフ全員が朝早くから出社して、気合いを入れ準備に取り掛かりました。

待ちに待った営業開始の17時。

気合いを入れ直して、お客様のご来店を待ちますが、営業開始から1時間経ってもまだノーゲスト。

19時に最初のお客様として、業者の方が足を運んでくれました。
「これからだよー!」
とエールをもらいましたが、その後も本社の社員や、業者の方々など、訪れるのは関係者ばかり。

グランドオープンが少し心配になり始めました。

1週間が過ぎ、グランドオープン当日。

グランドオープンからは、ランチもスタートするので、仕込みにかけられる時間は限られてきます。

オープン記念でワンコインランチを提供することになっていましたが、きっと、プレオープンと同じ感じだろうと気を緩めていました。

大忙しのグランドオープン


しかし、グランドオープン当日、自分の考えが甘かったことを痛感します。

ランチ営業開始、わずか10分で満席。

「嘘でしょ!?ウエイティングまで・・・」

もうみんな必死でした。
焼いても焼いても、
オーダーがひっきりなしにくる。

「全然追いつかない!」

それでもオーダーが飛んでくる。

「ナカジ!肉が足りないよ!」
「ナカジ!親子丼がなくなりそうだ!!」
「ナカジ!米が無くなるよ!早く炊いて!!!」
頭も身体もフル回転!!とにかく必死でした。
(※「ナカジ」とは私、中島雅敏のあだ名です)

なんだかんだでランチが終了。
「予想は30人来たらいいかな?!」
と考えていましたが、初日のランチは100人近くのお客様がご来店。

自分の考えとは真逆の結果に終わり、驚きとともに喜びを感じました。

明日からは、2倍の60食は準備しようと、
反省しながらディナーの仕込みをしました。

負の連鎖の始まり


しかし、夜はランチと打って変わって、
全くお客様が入らない。

初日の夜は2組だけでした。

2~3日が過ぎた時、事件が起きます。

突然、焼場の人が何も言わずに
来なくなりました。

「ぇえ??」

脱落者が出たのです。

その後、オープン記念のワンコインランチが終了し、通常のランチ営業になった初日。

お客様の人数が極端に少なくなり、
ランチ用に用意した食材が余る日が続きました。

プレオープン期間の5日間は、500人近い人数をこなしていましたが、通常ランチになると一気に減って30人ほどになっていました。

「何で来なくなったのかな?」
「『美味しい!また来るね!』とみんな言ってたのに・・・」

理由は単純でした。
通常1,000円の親子丼やうどんとそぼろ丼
のセットが、ワンコインで食べられるから。

ランチ以上に問題だったのが、夜の営業でした。

1日5組、多くても10組しか来ないのが日常的
になってしまいました。

本社の方や上司からは
「売上を伸ばす事を考えろ!」
「場所は良いのに売上が無いのは何で?」
と言われたい放題。

案の定、人件費削減のため、
土曜日は社員3人での営業。
平日は、暇ならアルバイトは早上がりで人件費の削減。
稼ぎたいのに早帰りさせられるアルバイト
たちからは、「早上がりが増えるなら辞める」
という声も出てきました。

プレオープンの好調から一転、
負の連鎖が始まりました。

中島雅敏(焼鳥職人・独立準備中)
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中島雅敏 (焼鳥 雅流・オーナー)

高級焼鳥店で数店舗修業後、焼鳥で独立を目指すも、物件探しだけで早1年以上もたついている37歳既婚者(埼玉県所沢市出身).資金面も含め、物件以外は準備万全!業者さんもみーんな待機中.でも物件が見つからない!少し頭の堅い、焼鳥職人@中島くんは果たして、いつになったら独立が出来るのか!? そんな中島くんの独立ストーリーを赤裸々に綴ります.独立目指している飲食人の皆さん参考にして下さい.