30代シェフドラン女子の告白 #9

 

Bonjour!
30代シェフドラン女子、酒豪ソムリエール
K子です。

今回は『●●があるから飲食業界は楽しい!』
についてお伝えします。

ネガティブになっちゃってる
コミ・ド・ランの皆さん、必見よ♡

だから飲食は辞められない!

飲食の世界に入って、かれこれ十数年経ちますが
(そこ、計算しない!)、
何度か「飲食辞めよう・・・」と思った事があります。(私も悩める女子なんです!)

でも、何だかんだ言って
飲食業界に留まってます(笑)

何でかな~と考えた時、辞められない魔の魅力があると気づきました!
私が気づいた「だから飲食は辞められない!」
点3つをご紹介します。

■引く手あまた
飲食業界である程度キャリアを積んでいくと、
職に困りません。
同じところで3年くらい正社員で働けば、
採用先はかなりあります。
(あっちへこっちへまわり過ぎるのは禁物!)

志望動機とか、面接対策などなど、
転職対策をして熱く語れば大体、
熱意は通じます(笑)
(面接官も飲食人ですからね♪)

第7回のコラムでもお伝えしましたが、
キャリア形成がきちんとできると、あちらこちらからオファーがかかります。


例えば、
・居酒屋チェーンやって
店長目指してSVになるのか
・和食居酒屋から個人店のちょっとこだわった
業態に入って、割烹路線目指すのか
・ビストロから入って、レストランを経て、
グランメゾン目指すのか
・ホテルに勤務して、ソムリエ協会路線
目指すのか
などなど、色々あると思います。

店長・料理長の攻撃に耐えることができたら、
(時には立ち向かう必要性もあるけど。笑)
あとはキャリアをどんどん積めちゃう!

だからこそ飲食やりだしたら抜けられない人が
多いのかもしれませんね。

魅力に取りつかれただけでなく、
実際に採用枠がたくさんあるので、
次こそは飲食やめよう・・・と思っていても、

なかなかヤメラレナイ!

■喰いっぱぐれなし
空腹に耐えて働くのってかなりツライですよね。

でも、飲食業界はこれがない!
だって、美味しい賄があるから!!
これは本当にオイシイ(賄だけに。笑)
だから、お金がなくても何とか乗り越え
られちゃうんですよね。

お店によって賄のメニューは違いますが、
中には趣向を凝らした料理や、日本人に嬉しい和食などが出てくることがあります。


因みにK子の勤めるグランメゾンでは、
毎週月曜日の賄は『アジの開き定食』です。
月曜日は休み明けで、仕込みが忙しいので、アジ定なんだそうで。

内容は、
・ごはん
・お味噌汁
・アジの干物
・納豆
・味付き海苔
・生卵
(私はTKG嫌いなのでいつも人にあげます。汗)

今日から週明け!
と気合いを入れる賄なのですが、ちょっと飽きて
「そろそろ違うメニューを・・・」と思った時期もありました。

でも、飲食現場から本部勤務になった先輩に、
ある時、電話してみたのですが、開口一番

「K子、昼飯に迷うなんて私の人生で、初なんだけど(笑)」

やはり、現場で働くメリットは賄なのかもしれませんね☆
(女性が「昼飯」って言うか?とも思ったし、
いきなりそれかよとも思いましたが・・・)

■仲間に恵まれる
ドヤ顔するメートルや、若手に取り入ろうとするベテランサービスマンと日々戦っている私ですが、時には誰かにグチりたくなる時もあります。

そんな時に集まってくれるのが仲間たち!


突然ですが、
皆さんは『今から電話して飲みに行ける人』
何人いますか?
K子は少ないほうだと思いますが、5人はいます。(・・・少ないか?笑)

皆さんはきっと10人ぐらいはいると思いますが、その人たちは大切な仲間であり(あとは悪友だったり。笑)、財産です。

第4回のコラムにも書きましたが、飲食人って、
部活の仲間という感覚が全体的にありますよね。
だから、何年たっても皆、若いんです。
そして、ノリが良い!!

だから、困った時はすぐに集まって話を聞いてくれる!

同窓会などで、商社や銀行の友人からよく言われるのが、
「昔の職場の人とも連絡取れるっていいね」
とか
「辞めた人ともずっと付き合っていけるっていいね」ということです。

飲食業界以外で働く人たちは、同じ会社の同僚や先輩・後輩と飲みに行く機会はあるようですが、会社を辞めちゃった人と飲みに行くことはほとんどないんだそうです!

SNSでの繋がりはそのままだけど、全く会ってない同僚がかなりいるって聞いて、かなり驚きました!
「みんな、誰とグチ大会するの?」って(笑)
(基本、飲み友達とは毒舌を言いたい放題な私♡)

でも、飲食人はお店を辞めても交流は続きますよね。
会えば必ずと言って良いほど、
近況報告だったり、
過去の笑い話だったり
を酒の肴にすると一晩あっという間に更けていきます。

飲食から離れた仲間も、久しぶりに会って話をすると「やっぱり飲食って楽しい!戻りたい!!」と叫ぶのが定番だったりします。
(この友人は、飲食に戻ってぶんぶん店をまわしてます。笑)

一度でも一緒に働いたら仲間!
のような感覚というか、一緒に過ごす時間が長いから、その人の良いところ・悪いところが見えるので、深く、長い付き合いになることが多いのでしょうかね。

その感覚が、ほかの職種に比べて強い気がします。

・・・あの世紀末の様なピークを幾度となく乗り越え、凄惨な現場の跡片付けをみんなでやり終えたということが、大きいのでしょうかね?(笑)

「飲食業界は・・・」とかイロイロ言われがちですが、イイコトだってたくさんあるんです。

その魅力にハマっちゃった人たちが、飲食業界で頑張ってるんだと思います。

飲食業界の素晴らしさは、もっともっとあると思います。

そこは思いっきり声を大にして、
これからも宣伝していきたいと思います!!
(もちろん、毒舌も込みで♡)

Bon appétit !!

飲食人研究所 編集部

「飲食人参加型!」というコンセプトの元、店長・広報・社長まで飲食に関わるプロフェッショナルから、様々な「役に立つ」「知らなかった」「あるある!」情報を受け取り発信します。 その他にも編集部発信で、飲食にまつわる雑学、平日休みでも遊びやすいレジャー情報、休憩時間にさっと見て癒されるペット動画などたくさんのコンテンツをお届けします。