30代シェフドラン女子の告白 #1

 

飲食人研究所 編集部です。
今回から、現場の声シリーズ 第一弾!
『30代のシェフドラン女子の告白』をお伝えします。

飲食バイトにはまって、大学中退
まさに飲食あるあるですね。

そこからホテルに就職し、その後
ガチのフランス料理店で数店舗経験している
現役バリバリの30代女子。
飲食10年以上の男性化してしまった飲食女子が参戦です。

赤裸々な告白、毒舌含めて、熱いインタビューをお楽しみください。

30代シェフドラン女子、酒豪ソムリエールK子


Bonjour!
30代シェフドラン女子、酒豪ソムリエールK子です。
メートルとコミの間に挟まれて、絵に描いたような中堅どころのポジションについてます。
フランス料理界というのは、伝統を重んじる世界に加えて、完全なる男社会。

目まぐるしく過ぎていく日々。
セコイ大人たちの小競り合いの中で、
なんとか、
譲れぬ思いを胸に、
死ぬ気でここまでやってきたからには、
是が非でもヒエラルキーの頂点を目指したい!

フランス料理を通じて、もっともっとお客様もスタッフも幸せになれるように、度胸と愛嬌を武器に日々格闘中です!

さて、本連載の栄えある第1回は、、、
上司についてです!!

■あのメートルが素敵な理由 ベスト5

ソフトはハードで、ハードはソフトなプロフェッショナル。
本質を追求し続ける姿勢って、素敵です。

■第5位 オフでは宴会部長

フレンチのお店は割と大所帯である事が多いのですが、プライベートでは無礼講とばかりに、セクションやタイトル関係なく、さらっと統率して、はしゃいでくれる人。

中堅どころにとって、こういうメートルは有り難いです!
いいお店ほど、キッチンとホールの垣根が低いですよね。

■第4位 ランチ終わりにコンクールの練習

これも有り難いですね。
サービスコンクールのシュゼットの練習や、ソムリエ試験実技対策のパニエ抜栓など、見るだけでなく実際にやった上でフィードバックをもらえると、格段に上達できます。

時間が空いたらテイスティングのコメントを言い合って、マリアージュの想定大会!なんかも、自然と出来てくると最高ですね。

■第3位 お客様との空間に交ぜてくれる

テーブル担当は基本的にメートル、シェフソムリエ となるので、それ以外のスタッフは中々お客様とお話しする機会が持てないもの。
そんな中で、さりげなく話を振ってくれて会話に入れてもらえる事は、とても嬉しい。

やはり、サービスの醍醐味はお客様といかに関わるか?という所にあるので、その楽しさを適度に、シェフドランやコミと共有する機会をくれる。
ここで、器の大きさが計れちゃいます。

若手はこうした経験がきっかけでお客様を意識するようになり、サービスは作業じゃいけないんだ!と自覚するようになります。

■第2位 お客様を心から愛している

これは1位でもいいかと思うくらい、本当に大事なマインドです。文句一つ言わない優等生、という事ではなく、愛を持って接しているか。

これって、カトラリーセットひとつ入れることだけでも、分かりますからね。
そこに愛はあるのか!!

■1位 達人は背中で語る

とかくサービマンはお客様の前でよく喋り、大風呂敷を広げ、目立ちたがる。

達人は違います。

カッコの付け方で、一流かどうかの差がつきますよね。
とにかく、職人の様に淡々と、入念な、準備をします。

出勤して、ランチやって、まかない食べて、ディナーに入る。
椅子に座る時間が殆どない毎日の中で、とにかく、準備をします。

そして、それをタキシードの内ポケットに忍ばせてテーブルに入り、和やかな雰囲気でお客様の前に立ちます。その柔らかな笑顔と、確かな自信が、お客様に安心感を与えます。

私たちは、準備が全て。
どこまで行っても、黒子。

それを分かって体現しているメートルは、
やはり尊敬に値しますね。

お客様からも、従業員からも、
間違いなく愛されます。

そんなサービスマンが、増えますように。。。

次回は『あのメートルが嫌いな理由ベスト5』をバラしちゃいます!
メートルの皆さん、心して☆

Bon appétit !!

飲食人研究所 編集部

「飲食人参加型!」というコンセプトの元、店長・広報・社長まで飲食に関わるプロフェッショナルから、様々な「役に立つ」「知らなかった」「あるある!」情報を受け取り発信します。 その他にも編集部発信で、飲食にまつわる雑学、平日休みでも遊びやすいレジャー情報、休憩時間にさっと見て癒されるペット動画などたくさんのコンテンツをお届けします。